髪の最新研究 『髪の老化の新発見』ミルボンからの研究発表
『髪の老化』という言葉をご存知ですか?
50歳を過ぎる頃から、「髪の毛がクセ毛になった」というお話しをお聞きする事があります。
「更年期で髪が少なくなった。パサパサになった。」「更年期の薬のせいですか?」etc
骨や肌は老化して、骨粗しょう症になったり、しわが増えたりして、理由と結果がわかりやすかったですが
髪の毛の研究はそこまで進んでなかった様です。
最新の研究の結果では、
髪も老化するという事実が実証されたようです。
分かりやすく説明すると
1、髪が老化すると=髪がパサパサしてクセが出たりします。
2、老化とは=ここでは『酸化』のことをいいます。活性酸素により酸化すると髪の構造に影響を与える程になります。
3、どこが酸化するのか=髪の成分のケラチンタンパクの中のアルカリ性のアミノ酸(塩基性アミノ酸)『アルギニン・リジン』が酸化します。
活性酸素は、体のばい菌をやっつけてくれる重要な要素です、体にも同じ効果を発揮します。
しかし活性酸素は体を酸化させてしまうことで、肌のくすみ、シワ・たるみの原因にもなっています。
これを、抗酸化酵素(カタラーゼ)が抑えてくれているのですが
年齢が進み体の代謝が下がると、カタラーゼを作る量が減り活性酸素を抑えきれなくなります。
それによって体の酸化、髪の酸化は年齢を重ねると共に蓄積し、体や髪の変化を実感するようになります。
これを『酸化=老化』ということになります。ということは、酸化を抑制することが出来れば老化を遅らせる事が出来ます。
実際に、健康促進の為に酵素や体のケアのために酵素風呂の様なものもあり
活性酸素に効果を出しているという結果もあります。
今後はカタラーゼを配合した抗酸化作用のあるシャンプーやヘアケア剤の開発も進められていくと思います。
抗酸化に効果のあるものや新しい情報があれば随時お伝えしたいと思います。